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2007年02月28日

読みもの

ご主人がバリで買ってきたお土産は、壊れないように大量の新聞にくるまれてたんだ。
ご主人はそれらの用済み新聞を当然、ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨ててたんだけどさ。
ところが次の日、きれいにのばされて、こうして机の上に置かれてた。

ニョマンの仕業だよ。

オイラが座るのにちょうど良さそうだったから、こうしてうずくまってみた。
普段は机にのると「シッ」と怒られるんだけど、このときは、まるで小鳥が巣の中でうずくまってるみたいだったから、オイラの姿をみたニョマンは、怒るのも忘れて少し驚き、にんまりしていたよ。

新聞の話にもどるけどさ、考えてみたら、ニョマンにとってここは外国で、普段目にする文字のほとんどが読めないものなんだよね。
そんな環境で、自分の国の読み物があったら飛びつくのは当然なのかな。
毎晩ふとんにはいって、丁寧に1ページ1ページ、くしゃくしゃになった、いつのものだか分からないバリのニュースを読んでるよ。
そういえばご主人も、バリに住んでたとき、日本人観光客の置いていった「週刊文集」をくまなく読んでたらしいよ。今はそんなの絶対読まないのにさ。それほど日本語に飢えてたのかな。
オイラにはよくわからないけどね。あー、オイラもいつかバリへ行くのかなぁ。

2007年02月22日

世界一まずいリンゴ

ブログを更新できなかったのには訳があるんだ。 このタイトルでピンときてくれた人もいると思うんだけどさ。
ツメが甘いっていうか。なんていうか。 でもやっぱりなってちょっと思うところもあったよ。 ご主人のやることにしては話ができすぎてたんだよ。 美談の似合う人じゃないんだ、きっと。

今回のご主人の失点は2つ。

まず、リンゴを持って行くのを忘れたってこと。
これはもう致命的だよ。最悪だろ。

オイラこの話をバリにいるご主人から電話できかされてさ、しばし呆然としたよ。
もうご主人交換したくなった。最悪だよ。

リンゴは無事税関を通貨して、とりあえず最初は無事に運べたんだ。
ニョマンの実家はバリの中心から2時間半ほどかかって山を越えたところなんだ。着いてすぐには行けなかったから、まず、チャベこのご主人の家の冷蔵庫に入れてもらってたんだよ。
「忘れんようにな。」
「まさか、これは忘れんわ。一番大事なもんやし。」
なんて話してたらしいよ、その時。
それが、これだよ。
きっと南国の生ぬるい空気に浸りきってたんだろうね。

そしてもうひとつの失点。
今回のお見舞いは、チャベこのご主人のご両親と一緒に行くことになってたんだ。この人たちはつまりオイラのご主人の大家さんなんだけどさ。
ニョマンの実家に向かう途中の車の中で、リンゴを忘れた事に気づいて真っ青になってるご主人にさ、大家さんはこう言って追い討ちをかけたんだ。

「なんや、世界一もってきたんか。あれは世界一まずいリンゴやで。」

「世界一」は、どうやら名前と見た目と値段だけで、味は大してよくないらしいんだ。
大家さんは、
「富士のほうがよっぽどおいしいで。」
とか、いろいろ話してきかせてくれてたらしいけど、ご主人のあたまの中は飽和状態で、そのあとの話はよく覚えていないらしいよ。

ご主人が日本に帰ってきてから、たまたまニョマンのお母さんが診察のために町の病院に行くことがあったから、チャベこのご主人がリンゴをとどけてくれたんだ。これがその時の写真。チャベこのご主人が送ってきてくれたよ。右はお父さん。

でもその時はまだ食べてもらえなかったみたいなんだ。
味はどうだったんだろう。
マズイとは言えないよね、きっと。
はー。人生ってうまくいかないね。

こんなことになって、思いを託してくれたみなさんには本当に申しわけないよ。
ご主人にかわっておわびします。 でも、こんなかたちではあったけど、みなさんの気持ちはきっとお母さんにとどいたはず。
そう願わずにはいられないよ。

2007年02月06日

お見舞い

ニョマンのお母さんが病気でさ。
それでこないだニョマンはしらばくバリに帰ってたんだけど、今度はご主人がお見舞いにいくことになったんだ。明日出発するよ。
お見舞いに何もっていくか色々悩んでたみたいだけどさ、今日結局これを買ったよ。
バリで売ってるリンゴはちっちゃくてぱさぱさでマズいんだって。だからお母さんにおいしいリンゴを食べさせてあげたいんだって。

スーパーで並んでた中でいちばん高かったそうだよ。
その名も「世界一」。
いっこ580円。
これを2コ持っていくことにしたらしい。
オイラいいと思うよ。
やっぱり量より質だよね。
素晴らしい香りだよ。部屋中に漂ってる。
無事にお母さんのところまで持って行けるといいね。
オイラこのリンゴに願いを託すことにするよ。
「お母さん、はやくよくなりますように。」

2007年02月04日

オーダーメイド

ニョマンがまた何やら描いてるよ。
今回はめずらしくオーダーメイドなんだって。
ニョマンがご主人のお母さんのためにちらっと描いた花の絵をみた人から描いてほしいっていわれたみたいなんだけどさ。それが、
「とにかく教会の絵がほしい。」
って要望らしくてさ。
それ以外に、暗いのより明るいのがいいってくらいしかきいてなくてさ。 あとはおまかせらしいんだ。なんでそんなに教会の絵がほしいのかもよくわからないんだ。そんなだからとにかくニョマンテイストで描いちゃったみたいだよ。

色は確かに暗くはないんだけど・・・なんだか重いんだよ。決して明るくて陽気な雰囲気ではないよ。青空で天気はいいんだけど何か寂しげ。でもこれってニョマンの描く抽象画やポートレートと同じ空気だなって気がしたな。
オイラは結構好きだよ。気にいってくれるといいけどね。

ここに載せてるよ。
http://www.balisoul.com/nyomans_gallery/


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